カルタイ2019に参加しました!
こんにちは!
ドキュメンタリー映画や番組、映像文化を研究しているMasatoです。
6月1日(土)から2日(日)まで、慶應義塾大学三田キャンパスで開催された
カルチュラル・スタディーズ学会の大会であるカルチュラル・タイフーン2019(通称カルタイ)に参加し、
学会報告を行いました。
当日のエネルギーは、Twitterを利用して発信されており、
メンションを見るだけでもその熱さを感じていただけるのではないでしょうか。
CT2019のパンフレットが公開されました!今年の大会も非常に多くの報告者の方々をお迎えすることができました。皆様のご来場をお待ちしております!https://t.co/gdtitZgMzA
— カルチュラル・タイフーン (@CulturalTyphoon) May 6, 2019
他にもたくさん興味深い発表が行われていました。
詳しくは、こちらのパンフレットページをご覧ください。
カルタイに参加したのは初めてでしたが、
テレビドキュメンタリー『苦海浄土』(RKB、1970年)の映像分析で応募したところ、
なんと同セッションの時間枠には、コミューンメンバーのTomiを含めた、
ドキュメンタリー関連の研究をしている研究者仲間という顔ぶれに。
図らずもドキュメンタリーのパネルディスカッションを組めることになりました。
Tomiは伝説的なドキュメンタリー・ドラマ『お荷物小荷物』(ABC、1970年)の分析を、
もう一人は戦時期の記録映画が主観化してゆく傾向を、言説と映像分析から考察する内容で、
大変充実したものになりました。
また、心配していたオーディエンスも予想外に多く集まってもらえたので、
示唆的なコメントをいただいたり、鋭い質問で突破口を開いてもらったり、
議論は大変盛り上がりました。
ドキュメンタリーパネルにご参加いただいたすべての方に心から感謝いたします。
どうもありがとうございました。
カルタイは、「文化研究」という大変大きな枠組みで行われている学会なので、
大会が始まってみないとどんな雰囲気なのかわからず、
つかみ所のない学会に感じたところもあります。
けれど、そうした雑多性によって他の学会では触れることのできない知見や、
知り合うことのできない方々とつながることができました。
初体験のカルタイは、とても充実した2日間になりました。
春の学会シーズンもいよいよ大詰めです。
次の更新をお楽しみに!
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